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シンガポール在住者の日記です。 メイントッピクはホーカーセンター(すなわちB級グルメ)の話題ですが、その他に毎日の食事メニュー、飼い犬、当地の戦争史跡、TOEIC受験等をアップしていきます。


by verdy_coco_leon
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読書録 (1)

読書は小学校の頃から好きでした。 当時は両親からいろいろと本を買ってもらいましたが、私が小学校1年生のときに、小学校6年生の姉と私のために買ってくれた旺文社文庫の100冊が思い出深い本たちです。 それらは今でもシンガポールの私の家にあります。

読む本のジャンルは広いのですが、特に探検物が好きです。 航海物、例えば堀江さんの「太平洋ひとりぼっち」、それから「エンデュアランス号の漂流」など。 「スプレー号世界周航記」、「ユア号航海記」、「コン・ティキ号探検記」なども愛読書です。 探検物・漂流物はノンフィクションだけではなく小説も大好きで、何度も何度も読み返した本には、「ロビンソンクルーソー」や「十五少年漂流記」があります。

ミステリー、ホラー、帆船時代の本、第二次世界大戦以降の戦史、料理関係、園芸関係なども好きな分野です。 創元推理文庫の「怪奇小説傑作集1~5」は私が怪奇小説に目覚めた本達です。 勿論、時代物、現代文学なども好きで、要は読まないジャンルはないということかもしれません。

とにかく本がないと生きていけません。 トイレに行くときも、風呂に入るときも、必ず本を持っていきます。 1週間の出張時には4~5冊の文庫文を持っていきます。

読み方はじっくりと読むというよりは速読又は乱読であり、数冊を平行して読みます。

さて、これから読んだ本も気が向いたら紹介していきたいと思います。 紹介するのはその日に読了した本です。

今日は以下の3冊を読了しました。 どれも再読です。

開高健とCWニコルの「野生の呼び声」、CWニコルの「冒険家の食卓」です。 前者は私が慕う開高健とCWニコルの対談集。 この2人、根っこの部分が同じようで話が合います。 また書名が良いですよね。 私の愛読書のひとつと同じ書名です。 後者はCWニコルが数々の体験をした中での料理の話ですが、これは料理本ではなく彼の歴史書ですね。
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もう一冊は、「主力艦隊シンガポールへ」でR・グレンフェル著です。 これは何故、大英帝国が第二次大戦において極東の本拠地であるシンガポールを失い、そして戦後に数々の植民地を失っていった理由を、英国海軍大佐であった著者が説明した本です。 また何故、日本が戦争に突入したかがうまくまとめられていると思います。 書かれている全てに同調するわけではありませんが、なかなか興味ある意見だと思います。 戦後、長い間忘れ去られていた同書が復刻させられたのは素晴らしいことだと思います。
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by verdy_coco_leon | 2010-03-14 21:54 | 読書録