シンガポール陥落 (19) ブキティマの戦い [138高地の戦い]
2010年 03月 29日
先日の130高地からの続きです。
第5師団第11連隊(渡辺連隊)の第3大隊(市川大隊)が苦労の末、墓地から130高地へ繋がる英連邦軍の陣地を占領し、市川大隊は北東の墓地内にある160高地(ブキブラウン)を目指しました。 そして後続の第41連隊(岡部連隊)第1大隊(宮本大隊)は130高地の南東にある138高地を目指しました。
その138高地を探そうというわけです。 昔の地図と、現在の地図を見比べて場所を推定するわけですが、Kheam Hock RoadとPIE(Pan Island Express Way : 東西に走る高速道路)が交わる地点のすぐ東側のようです。 地図から推定するに、PIEのすぐ北側ではないでしょうか。
138高地の北側には、Kheam Hock RoadからLor Mesuという小道が138高地の北側を覆うように走っています。 そこを歩いていましょう。
Kheam Hock Roadを下ってしばらくすると、左側に小道があります。 そこを左折するとこんな感じです。
道路は下り坂です。 小道に入ってから150から200mくらいでしょうか、こんなものがありました。
多分、カンポン(村)の跡ではないでしょうか。
右側に見えるコンクリ壁の中はこんな感じです。 これは水を浴びる部屋だと思います。
この周辺には建物の跡が多く見受けられます。
建物の跡だけではなく、お墓も沢山…。
小道の右側から小高い丘が見えるのですが、これが138高地かもしれません。 写真だとあまり良くわからないですね。 途中に見えるのは墓石です。
更に進むと廟のようなものがあり、車が停まっています。 何か嫌な感じがしたので、ここから引き返しました。 小道はまだ下り坂なので、138高地へ行けそうもありませんし。
Kheam Hock Roadに引き返し、南に進むとPIEにぶつかりました。
PIE沿いの左手に小道があります。
そこから138高地へ行けるかもと考えましたが、50mほどで下草がひどくなり断念。 今日は半ズボンでしたので、蛇が怖くて・・・。
PIEをくぐると住宅地です。 PIEの土手沿いに左手に進むことが出来ますので、行けるところまで行ってみましたが、潅木に行く手を妨げられました。
そこから南側の住宅地を撮ったのがこれです。
結局、残念ながら、138高地は確認できませんでしたが、大まかな場所はわかりました。
このあとは、Kheam Hock Roadを更に南下し、Dunearn Roadに出ました。 南下してきた道をふりかえるとこんな感じです。 カメラが傾いていましたね。
今回は138高地が確認できず、中途半端なレポートで失礼しましたm(_ _)m
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by verdy_coco_leon
| 2010-03-29 09:52
| 戦争史跡 in シンガポール