人気ブログランキング |

シンガポール在住者の日記です。 メイントッピクはホーカーセンター(すなわちB級グルメ)の話題ですが、その他に毎日の食事メニュー、飼い犬、当地の戦争史跡、TOEIC受験等をアップしていきます。


by verdy_coco_leon
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

読書録 (23) 「ニッポン縦断歩き旅」 「女王陛下のユリシーズ号」

今日はシンガポールに戻ってから家の蔵書を再読したもの2冊の紹介です。

一冊目は、クレイグ・マクラクラン著の「ニッポン縦断歩き旅」です。
e0195952_21305443.jpg

ニュージーランダーですが奥さんは日本人、本人も日本語ペラペラの親日家。 クレイグさん、日本を歩いて縦断してしまいました。 鹿児島から北海道まで歩いた距離は3200km、99日間の旅でした。 文中にも出てくるのですが、このような旅が出来て羨ましいですよね。

クレイグさん、このあとは四国88ヶ所巡礼を30日間(通常は40~50日間)、また日本100名山を78日間、そして富山県から静岡県まで3000m以上の山を全て登る日本横断、なんてことをされています。 驚異的な体力と精神力ですね。 まさに不屈の闘志です。

さて、不屈の闘志といえば、「女王陛下のユリシーズ号」です。
e0195952_21311864.jpg

著者はアリステア・マクリーンで、映画になった「ナバロンの要塞」や「八点鐘が鳴る時」が良く知られていますが、この人の最高傑作は誰が何と言おうが、「女王陛下のユリシーズ号」ですよね。

時は第二次大戦中、援ソ物資を積んで北海をソ連へ向けて進む連合軍の輸送船団。 護衛部隊の旗艦である英国海軍ユリシーズ号は護衛航海の連続でつかれきっており、英国の港で反乱まがいのものが発生してしまう。 それでも出航するユリシーズ号だが、護衛部隊の艦船の落伍、空前を絶する大暴風雨、襲い掛かるウルフパック(Uボート群)とルフトヴァッフェ(ドイツ空軍)、そしてドイツ海軍の大戦艦ティルピッツ号の脅威…。 不屈の闘志を持った男達の戦い! なぜそこまで彼らは戦うのか。 それは彼らが慕うヴァレリー艦長のためなのか、それとも彼らの船ユリシーズ号のためなのか…。 又は自らの人間としての尊厳のためなのか。

人心厚いヴァレリー艦長を筆頭に、護衛部隊司令官ディンドル提督、物語の最初にしか出てこない憎まれ役のスター提督、副長以下のユリシーズ号の乗組員達、それぞれがこの物語の主役ですが、一番の主役は女王陛下のユリシーズ号かもしれません。

この本は何回読んだか判らないくらいの愛読書ですが、読むたびに涙が流れてしまいます。 海洋冒険小説の分野、いや戦争小説の分野の最高峰と言える作品です。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓ この記事を気に入っていただけましたら、クリックお願いいたします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
by verdy_coco_leon | 2010-07-20 21:18 | 読書録