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シンガポール在住者の日記です。 メイントッピクはホーカーセンター(すなわちB級グルメ)の話題ですが、その他に毎日の食事メニュー、飼い犬、当地の戦争史跡、TOEIC受験等をアップしていきます。


by verdy_coco_leon
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前回に続いて、再び冒険小説の紹介です。 今日はジャック・ヒギンズ著の、「鷲は舞い降りた」と「脱出航路」です。

まずは「鷲は舞い降りた」です。 私にとってのジャック・ヒギンズ様の最高傑作はこれです。
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主人公はドイツ落下傘部隊隊長のクルト・シュタイナ中佐です。 彼は文字通りの歴戦の勇士ですが、ユダヤ人の少女の命を救おうとした為に、戦死率が異常に高い人間魚雷の部隊に転属されてしまいます。 しかし、チャーチル首相誘拐という大それた作戦が動きだすと、彼は歴戦の部下と共にその作戦に従事することとなります。 かれがその作戦に従事することを承諾した大きな理由は、ヒトラー暗殺に加担したと疑われている陸軍少将である彼の父の命を救うためなのです。 

数々の偶然が積み重なり、チャーチル誘拐という荒唐無稽な作戦が現実味を帯びてきます。 そして準備は整い、シュタイナ中佐の部隊も無事にイギリスに落下傘降下をし、いよいよ作戦の成功が見えてきました。 しかしこの作戦を暴露してしまうのは、シュタイナ中佐の部下が急流にはまってしまったイギリスの地元の子供を救おうとした為でした…。 果たして結末は…。

非常に魅力的な主人公であるシュタイナ中佐ですが、脇役陣もそれぞれ魅力的なのです。 この作戦を指揮するラードル中佐は、自分の名誉や命のためではなく、妻と娘達のためにこの作戦を遂行します。 シュタイナ中佐をイギリス現地でサポートするジョウアナ・グレイ女史は地元で誰にも尊敬され好かれる人物ですが、実はボーア人でありイギリスを心から憎むドイツ側のスパイ、そして彼女を支援するために送り込まれたアイルランド人であるリーアム・デブリンはIRAの兵士で、彼のユーモア溢れる言動はとてもユニークです。 その他、多数の脇役達がそれぞれ強い個性を持ち、その個性が充分に、しかし簡潔に描かれているのが、この小説の素晴らしいところです。

前回紹介したギャビン・ライアルの2作と同様、この小説も自らの信念、つまりポリシーを持ち、それを貫く人間が主人公です。 映画にもなったこの小説、とにかくテンポが良く、ぐんぐんと話に引き込まれます。 読み始めたら、徹夜されること必至です。 おまだお読みになっていない方は是非一読されることをお奨めします。

お次は、「脱出航路」です。
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時は第二次大戦末期、既にドイツ軍の敗戦が濃い状況の中、ブラジルから一隻の老朽帆船が出帆しました。 行き先は祖国ドイツ。 連合国が制海権・制空権を握る太平洋を越えて、おんぼろ帆船がドイツまで行き着けるのか? 窮地に陥った彼らを救うのは果たして誰なのか?

この小説もある意味では個人のポリシー及びそれを貫く強靭な精神を描いたものです。 冒険小説というのは、結局はそれが主題となるのでしょうね。 こちらは前述の「鷲は舞い降りた」に比べると、話の規模・展開・ストリー性、どれをとっても下回りますが、それでも非常に面白く読める一作です。

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by verdy_coco_leon | 2010-07-25 21:40 | 読書録
久々に「女王陛下のユリシーズ号」を読んだら、昔読んだ冒険小説を再びいろいろと読みたくなりました。 中学生以来、冒険小説はいろいろと読んできていますが、全て家に保管してあるので、すぐに読めるのですよ。

で、次に選らんだのは、ご存知ギャビン・ライアル様の代表的な2作です。

「深夜+1」はギャビン・ライアル様の最大の代表作ですよね。
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この本はハヤカワ文庫から何回も再版されており、つい最近も新しい表装で再版されていますので、本屋でみかけた方もいらっしゃるのでは。 発行部数が多いので、ブックオフでも100円で手に入りますので、是非一読してみてください。

元英国の諜報部員で、戦争中にフランスで活躍したルイス・ケイン、またの名をカントンと呼ばれる男が、戦争中の仲間から依頼されたのは、大富豪のビジネスマンであるマガンハルトという男を車で定刻までにリヒテンシュタインへ送り届けること。 相棒はガンマン(今でいうボディーガード)であるハーヴェイ・ロヴェル。 しかしハーヴェイは大きな問題を抱えていることがわかってきます。 また、マガンハルトが目的地へ着くことを阻止する者がいて、彼らに暗殺者を差し向けてきます。 彼らは無事に目的地に到着できるのか、到着したときに何が彼らを待っているのか?

マガンハルトの護衛に二人が選ばれたのには大きな理由があったのですよ。 それは読んでもお楽しみです。

それと彼のギャビン・ライアル様の小説は、メカに凝るんですよね。 車然り、武器もまた然り。 メカ好きにはたまりません。

「もっとも危険なゲーム」もギャビン・ライアル様の代表作です。
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こちらも、戦争中に諜報部員であったケアリという男性が主人公。 今はフィンランドで水陸両用機を操る商業パイロットです。 その彼が、戦争中に因縁があった人物が絡んでくる事件に巻き込まれていきます。

それとは別に、アメリカの大富豪であるホーマー、そして彼の妹であるアリス・ビークマンがケアリの前に現れます。 ホーマーは狩猟に全てを賭けている男。 でもケアリは、大富豪なのに礼儀正しいホーマーと気があいます。 しかしホーマーはこの地で熊をしとめると、世界中の全ての猛獣を狩ったことになります。 その彼の次のターゲットとはなんなのでしょうか?

ということで、二つの話が進行し、最後にひとつに集約します。 痺れる一作ですよ~。

ところで、ギャビン・ライアル様の小説の主人公は、それぞれが自分の信じるところ、ポリシーを持っており、それを貫くことに命を賭けているのですよね。 ルイス・ケインも勿論そうですしね。 私も自分の行き方にポリシーは持っていますが、それを貫けるかどうかとなると、100%出来ると言えないところが軟弱なんです。 貫けなければポリシーとは言えないのでしょうが。 この2冊を読んで、自分が貫けるポリシーとは何か?、を再認識してみたら如何でしょうか?

さて、次回はジャック・ヒギンズ様の「鷲は舞い降りた」と「脱出航路」を紹介する予定です。 こちらもやはり、ポリシーを持ち、それを貫く人間達の物語です。

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by verdy_coco_leon | 2010-07-23 20:59 | 読書録
今日はシンガポールに戻ってから家の蔵書を再読したもの2冊の紹介です。

一冊目は、クレイグ・マクラクラン著の「ニッポン縦断歩き旅」です。
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ニュージーランダーですが奥さんは日本人、本人も日本語ペラペラの親日家。 クレイグさん、日本を歩いて縦断してしまいました。 鹿児島から北海道まで歩いた距離は3200km、99日間の旅でした。 文中にも出てくるのですが、このような旅が出来て羨ましいですよね。

クレイグさん、このあとは四国88ヶ所巡礼を30日間(通常は40~50日間)、また日本100名山を78日間、そして富山県から静岡県まで3000m以上の山を全て登る日本横断、なんてことをされています。 驚異的な体力と精神力ですね。 まさに不屈の闘志です。

さて、不屈の闘志といえば、「女王陛下のユリシーズ号」です。
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著者はアリステア・マクリーンで、映画になった「ナバロンの要塞」や「八点鐘が鳴る時」が良く知られていますが、この人の最高傑作は誰が何と言おうが、「女王陛下のユリシーズ号」ですよね。

時は第二次大戦中、援ソ物資を積んで北海をソ連へ向けて進む連合軍の輸送船団。 護衛部隊の旗艦である英国海軍ユリシーズ号は護衛航海の連続でつかれきっており、英国の港で反乱まがいのものが発生してしまう。 それでも出航するユリシーズ号だが、護衛部隊の艦船の落伍、空前を絶する大暴風雨、襲い掛かるウルフパック(Uボート群)とルフトヴァッフェ(ドイツ空軍)、そしてドイツ海軍の大戦艦ティルピッツ号の脅威…。 不屈の闘志を持った男達の戦い! なぜそこまで彼らは戦うのか。 それは彼らが慕うヴァレリー艦長のためなのか、それとも彼らの船ユリシーズ号のためなのか…。 又は自らの人間としての尊厳のためなのか。

人心厚いヴァレリー艦長を筆頭に、護衛部隊司令官ディンドル提督、物語の最初にしか出てこない憎まれ役のスター提督、副長以下のユリシーズ号の乗組員達、それぞれがこの物語の主役ですが、一番の主役は女王陛下のユリシーズ号かもしれません。

この本は何回読んだか判らないくらいの愛読書ですが、読むたびに涙が流れてしまいます。 海洋冒険小説の分野、いや戦争小説の分野の最高峰と言える作品です。


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by verdy_coco_leon | 2010-07-20 21:18 | 読書録

読書録 (14)

垣根涼介著の「ワイルド・ソウル(上)・(下)」です。
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「君たちに明日はない」、「借金取りの王子」に続いて読みましたが、垣根氏は「ワイルド・ソウル」が本来の作風であり、先の2作の方が異色作の位置づけのようですね。 前回にも説明したように、「ワイルド・ソウル」は2004年に大薮春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞のトリプル受賞を果たしています。

1960年代のブラジル移民の実態、そしてその悲惨さが描かれています。 自らをこの悲惨な状況に追いやった日本の外務省の官僚そしてその協力者に復讐をするというのが、この本の筋です。 実は私の叔父がブラジルに移民しており、非常に苦労をしたとは聞いていたのですが、ここまでとは…。 この関連の書籍、読んでみたくなりましたので探してみましょう。

次は同じく垣根涼介著の「ヒートアイランド」です。
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暴力団が運営する非法カジノから現金を強奪するグループ、その金を偶然奪ってしまう渋谷のストリートファイトを商売とするグループ(こちらが主人公)、そして現金を奪われた暴力団、そしてその暴力団の対抗組織が4つ巴となります。 結末で暴力団達が大変なことになってしまうのですが、まあ自業自得ではあります。 続編が出来そうな結末(もう出来ているのかな?)であり、将来が楽しみです。

太田和彦著 「自選 ニッポン居酒屋放浪記」です。
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太田氏の著書は、「完本・居酒屋大全」を読んだだけでしたが、今回本屋でこの本が目に入ったので手にとってみました。 フムフム、これは面白そうだということで購入。 過去出版された3冊分の居酒屋紹介を自選しただけあって、面白い本に仕上がっています。 これを読んでいると、無性に居酒屋に行きたくなってしまいますね~。

吾妻博勝著 「回転寿司 「激安」のウラ」です。
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回転寿司の裏側を描いたこの本、恐るべき内容が続々と出てきます。 わあっ~、これを読んだらそこら辺りにある回転寿司屋へ入れなくなっちゃいましたよ~。 高目のお値段を取る高級(?)回転寿司には書いてあるようなことは無いと思いますが、格安の回転寿司(府中で家内と入ったお店とか)ではありえますね・・・。

リック・ライリー著 「キャディは見た! ゴルフの道」
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有名選手のキャディの話しかと思ったのですが違っていました…。 名前の知られたスポーツライターが、キャディの経験も無いのに、プロゴルファーのキャディをやってみるというとんでもない実話でした。 未経験でプロゴルファーのキャディをやるというのも凄いが、雇う方も凄いですね(笑)。 

有名人ではかの富豪トランプ氏も出てきますが、著者がキャディをした数々の人たちから学ぶことが沢山あったが、トランプ氏から学んだものは未だにわからないという下りは笑えました。

読書録 2010年05月 (1) へ続きます。

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by verdy_coco_leon | 2010-04-30 09:40 | 読書録

読書録 (12)

まずはディーン・クーンツ著の「一年でいちばん暗い夕暮れに」です。
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クーンツも昔は読み漁りましたが、パターンが同じなのでしばらく読んでいませんでした。 しかし、オッド・トーマスシリーズを読み始めてから、また彼の小説を読んでみたくなりました。 幽霊が見えてしまう主人公オッド・トーマスの苦悩の物語はお薦めです。 既刊は「オッド・トーマスの霊感」、「オッド・トーマスの受難」、そして三作目の「オッド・トーマスの救済」が今月末に刊行予定です。

それはさておき、この本ですが、ゴールデン・レトリーバーが主人公なのです! しかし残念ながら「ウォッチャーズ」を超えることは出来ませんでしたね。 高値で売れる犬が量産されていて、売れ残りは廃棄(!)されている現状をある程度知ることが出来たのが収穫ではありますが、物語自体は平凡。 そして残虐シーンが少なからずあるのもちょっと…。

ああっ、それとこの表紙のゴールデン、何とかならないでしょうか? とても、ゴールデンには見えませんよね。


お次はリチャード・マシスン著の「運命のボタン」です。
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彼は「激突」で有名ですよね。 映画化されたものも良い出来でした。 比較的最近では「地球最後の男」の映画版である「アイ アム リジェンド」でも知られていますね。 ただし、映画版の結末はガッカリでしたが。 そしてトワイライトゾーンのシナリオライターとしても有名です。 この本は、そんな彼の短編な集められた一冊です。 トワイライトゾーンがお好きな方にとっては◎でしょうね。

さきにスティーブン・キングの短編集を2冊読みましたし、そのあとクーンツ、そしてリチャード・マシスンとくれば、しばらく続いたナイトメアーも当然かも…。


これは今野敏著の「果断 - 隠蔽捜査〈2〉」です。
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これは「竜崎伸也警視長シリーズ」の二冊目で、私はこのシリーズのファンなのですよ。 明敏なエリートでありながら、その言動は自分のポリシーに基づき、それを相手が誰であっても曲げないという、やってみたいけれどなかなか出来ないことをやる主人公です。

読書録(13)へ続きます。

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by verdy_coco_leon | 2010-04-23 11:30 | 読書録

読書録 (11)


前回から今朝までに読んだのは8冊です。

まずはスティーブン・キングの短編集2冊。 昔は良く読んだ彼の小説ですが、ここ数年は殆ど読んでいませんでした。 彼の長編は冗長なので避けていたのですよね。 ところが短編集が出版されていることを発見し、久々に読んでみることにしました。

「いかしたバンドのいる街で」
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「ドランのキャディラック」
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トワイライトゾーンがお好きな方、お奨めです。

「のぼうの城」 和田竜著 : 一時話題になっていた本ですよね。 でも新刊で買うのは避け、古本で適当な価格になるまで待っていました。 「のぼう」は「でくのぼう」の意味なんですよね。 「のぼう様」、つまり「でくのぼう様」と言われていたお侍さんが、石田光成を翻弄するお話です。 お奨めです。
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「哀国者」 グレッグ・ルッカ著 : 「ボディーガード」シリーズの最新刊です。 と言っても出版は昨年だったかな? このシリーズは話の展開が突飛なので、シリーズを通して読者を飽きさせません。 これもお奨め。
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「神々の山嶺(いただき) 上・下」 夢枕獏著 : シンガポールにいる友人の紹介。 全てを投げ打って、山に登る男の話。 前半はちょっと冗長、でも後半は予見できる展開でありながら読み応えあり。 登山物のが好きな方にはお奨め。
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「シンガポール戦記」 荒井三男著 : ずばり、シンガポール戦のお話。 第18師団第116歩兵連隊の司令部付きの下士官が書いた本で、資料価値有り。 つい最近までこの本の存在を知りませんでした。 シンガポール戦に興味がある方は必読!
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「バレンタイン」 柴田元幸著 : 著名な翻訳家である著者のシュールな短編集。 姉に奨められて読んだのですが、面白くて昨晩一晩で読みきってしまいました。 夢をそのまま書いたような小説。 シュールなのですが、崩れすぎていないという感じです。
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高速バスの中で書いていますが。 現在、午後5時40分。 あと1時間半程で弘前に到着です。 天気予報通り崩れ気味ですが、幸いにもまだ雨脚は強くはありません。

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by verdy_coco_leon | 2010-04-13 17:30 | 読書録

読書録 (10)

今朝までに読んだのは4冊です。 全て蔵書を読み直したものです。

梨木香歩著の「家守奇談」です。 これは好きな本で、今まで数回読み直しています。 怪異がことが起こっているのですが、主人公である綿貫の周囲の人たちはそれを怪異なこととは思わず、綿貫もおかしいなと思いながらも受け入れていきます。 なんとも不思議な雰囲気を持つ作品です。
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これも同じ著者の「村田エフェンディ滞土録」です。 トルコに留学していた主人公村田の一人称で書かれたもので、前述の「家守奇談」と最後に繋がります。 これも独特な雰囲気を持った小説ですが、その雰囲気の濃度は前者の「家守奇談」が勝っています。 同じ著者の他の著作も以前読んだのですが、実はどうも肌が合いませんでした。 梨木さんの著作で好きなのは、ここで紹介した2作だけです。
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ケン・フォレット著の「レベッカの鍵」です。 ドイツ軍のロンメル将軍がエジプトのカイロを脅かしていた頃の話で、ドイツ軍のスパイと英国軍の軍人との戦いを描いたものです。 事実をもとに書き起こした小説で、著者の得意分野ですね。 まあまあ面白く読めましたが、筋に若干の粗さがありますし、細かなところに私の嫌いな描写があり、私としてはそれほど高く評価は出来ない小説です。
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最後に、フィリップ・ワイリーとエドウィン・バーマー共作の「地球最後の日」です。 1951年に作られた同名の映画の原作としてあまりに有名ですね。 「ディープインパクト」の底本の1冊でもあるそうです(小惑星が地球に衝突する以外の筋立ては別物ですが…)。 1930年代に書かれた本なので、科学的におかしな部分が多々ありますが、それでも素晴らしい発想の、面白く読めるSF小説であるのには間違いありません。
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これらの本は、私は結構飛ばし読みしてしまうのです。 だから読み終わるのが早いのですよね~。 最初の「家守奇談」だけはじっくりと読みましたが、これは短い小説なので半日で読了しましたし。 休みの日であれば、1日2冊は読めますね。

外の雨ですが、すぐに降り止むと思ったのですが、本降りになってしまいました。 今の季節は雨が少ないはずなのに、本当に最近のお天気は異常ですね。


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by verdy_coco_leon | 2010-04-04 09:45 | 読書録

読書録 (3)

17日(水)から20日(土)夜にかけて5冊を読了しました。

まずはグレッグ・ルカ著の「暗殺者」及び「耽溺者」の2冊です。 それぞれアティカス・コディアックシリーズの第3巻と第4巻ですね。 「暗殺者」ではドラマという一流暗殺者が登場。 この暗殺者が第5巻のキーパーソンとなります。 「耽溺者」は前回少し紹介しましたが、女性私立探偵のブリジッド・ローガンが主人公となり、彼女の親友を救うために身を挺します。
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続いてグレッグ・ルカの第5巻目、「逸脱者(上)・(下)」です。 ここでは前述したドラマという暗殺者がキーパーソンとなります。 題名のようにアティカス・コディアックが逸脱していってしまうのをあなたはどう捉えるか。 私はこれもありだと感じています。 プロ同士の共鳴と言うのでしょうか。
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グレッグ・ルカの最新刊は「哀国者」ですが、これは持っていないのですよ。 ブックマートにでも行ってみようかな。

最後に、中島らも著の「らも咄(ばなし)」。 らも氏が上方落語に挑戦! 笑えました。 湯船につかりながら気楽に読むには最適です。
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by verdy_coco_leon | 2010-03-21 09:59 | 読書録

読書録 (2)

14日(日)から16日(火)夜にかけて4冊を読了しました。 4冊と言っても、そのうちの1冊は流し読みですが。

まずは椎名誠著の「全日本 食えば食える図鑑」です。
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ようはゲテモノ食いのお話ですね(笑)。 椰子蟹は良い方です。 魚の餌にするようなゴカイの仲間とか。 ゴカイは福州以南では食べますけどね。 私もアモイで食べたことありますし。 でも椎名さんが食べたのは生ですから!

お次はフリーマントル著の「再び消されかけた男」です。
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フリーマントルの代表作である「消されかけた男」の続編ですね。 「消されかけた男」で生き残ったチャーリー・マフィン(元英国情報部員)が、再び窮地に陥るわけです。 勿論、それを切り抜けるわけですが、失った物は大きかったのです。 この本を初めて読んだのが28年前、それから3~4回は読んでいます。

最後はグレッグ・ルカ著の「守護者」及び「奪回者」の2冊です。
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アティカス・コディアックというボディーガードが主人公ですが、ディティールにこだわっていて滅法面白いのです。 また主人公を支える人たちがまた個性的で魅力あります。 特に女性私立探偵のブリジッド・ローガンは渋い! 実際、このキャラクターの人気が出たらしく、4巻目の「耽溺者」では彼女が主人公になっているくらいです。


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by verdy_coco_leon | 2010-03-17 10:35 | 読書録